ドロップ最強ロブ最弱説〜マリテニの極意〜

今回は、ドロップが最強の球種であり、ロブは禁じ手だということを説明していきたいと思います。

といっても、どのシチュエーションでもロブが最弱というわけではなく、マックスチャージロブが打てる状況であればそれは有用な戦法です。
今回話させていただくのは、とりあえずロブ打っとけばいいやろのロブが弱いという話。
そして、とりあえずのドロップが最強という話。


皆さん、相手の前衛がネットに詰めてる時、無意識の間にとりあえずロブ打ってませんか?
「少しでもチャージしてたらスピンかかるからいいや。」
こんな気持ちでロブ打ってませんか?

実はこのとりあえずが不利な戦況をうんでます。


相手の後衛は最上位のチコと仮定します。

とりあえずのロブを打つことで相手のチコは、ほぼピキってきます。
もしくは、満面の笑みで揚々とチャージしながらスーパーウルトラミラクファイヤーショットをぶちかましてくるわけです。

それをされると確実にゲージ差がつき、前衛の勝負に行きにくくなるわけです。

じゃあどうすんねんと。相手の前衛おるのにどうすんねんと。


簡単です。前衛が邪魔ならどかせばいいだけです。

具体的な方法を説明します。

①相手の前衛の位置を見ます
②前衛が飛びつく範囲にドロップショットを打ちます
③前衛が飛びつきます
④空いてるとこに1番刺さる玉を打ちます

これだけです。
文字でおこすと割と簡単そうですが、やってみるとまあなかなかしんどい。
②がなかなかの曲者です。

飛びつかない、とどかない範囲にドロップを打ってしまうと、星屑が迫りきてスーパーあーだこーだショットをぶち込まれます。
また、ビビって前衛が普通に取れる範囲に打つと、前衛にペチンとされます。

精密ショットで正確に前衛が飛びつく場所に打たなければいけません。
なかなか難易度が高いものではありますが、習得すれば一方的に前衛をいじめることが出来るうえ、チコにボコられることも無くなるので有利に展開をすることができます。


で、これなんでドロップなのかというと、球速が程よく遅いので相手が飛びつくか飛びつかないかの判断を直前にすることができるからです。
やったら弱スライスでもよくね?となりますが、あれやと遅すぎて相手がボール見て動くことが出来るのでドロップのスピードがちょうどいいです。


またこのテクニックは100発100中で出来るものではないです。相手がこれを読んできて位置をずらすと叩かれます。

その時のカバーが実はめちゃくちゃ大事です。
このカバー前衛1人では出来ません。後衛と2人で全てのコースを防がなければいけません。
カバーの位置は文字やとめっちゃ表しにくいですけど、2人でサービスラインにいたらだいたいとれます。(前衛の位置によって多少かわります)
カバーの球種も全てドロップです。
サービスラインから打った弱スラとドロップであれば、ドロップの方が角度をつけやすいため一択でドロップです。

結局カバーの時もロブを絶対あげずに、前衛を飛びつかせるためだけにドロップを打ち続けます。
飛びついたら勝ちです。

上記の間、基本的にこちらは加速無しです。最強です。
飛びつかせる度、相手は加速使います。最強です。



ややこなってきたんでまとめると、
〇ロブはマックスチャージ以外基本打たない
〇ドロップを前衛にぶつけ続けまくって飛びつかせる
〇有用な球をぶち込んでゲージ使わせる
〇カバーも全部ドロップ。攻撃は最大の防御
〇ダブルスというよりは相手の前衛のVS味方2人っていう感覚


是非ペア2人で練習して試合を掌握してくださいませ。